「年齢が一回り違う」はよく使われる言葉ですが、
この「一回り違う」って具体的にどれくらい違うのかイマイチはっきりしなくてモヤモヤしている方もいるのではないでしょうか。
そこで当記事では「年齢が一回り違う」は具体的に何歳違いなのか、詳しく解説していますよ。
「年齢が一回り違う」は12歳違い!
一回り年齢が違うという時、普通干支一回り分ということで12歳違いが正解
なのだが、子供の頃は何故か人によって違うと思ってた。話してる自分を基準にしてその年齢分違うのが一回りと思ってたのだ。例:私が20歳なら相手が40歳で一回り違うという具合。
恥をかく前に気付けて助かったよなぁ…— まる (@latetrain4649) June 1, 2023
「年齢が一回り違う」は、具体的に12歳違いのことを言います。
この12歳はなにから来てるのかというと「十二支(じゅうにし)」です。
十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種からなります。
子からはじまり亥になったあと再び子から始まりますが、ちょうど12で一回りするので、「年齢が一回り違う」は12歳違いなんですね。
「年齢が一回り違う」は10歳違いではない
年齢が一回り違う=10歳違うだと思っていた()
干支の一周が12年だから12歳違いの事か...— まぐにあ💾 (@ikudi1) July 20, 2021
ちなみに「年齢が一回り違う」を10歳違いのことだと思っている方も一定数いますが、厳密にいえば10歳違いは間違いです。
そもそも、どうして10歳違いだと勘違いしている方がいるのかというと、「一昔前」という言葉と混同している可能性が高いです。
「一昔前(ひとむかしまえ)」という言葉もよく聞くかと思いますが、この「一昔前」は四字熟語の「十年一昔」から来ています。
「十年一昔」は、世の中は移り変わりが激しく、10年も経つともう昔のことになってしまうという意味のことわざで、「一昔前」とはつまり「10年前」を意味するんです。
「年齢が一回り違う」を10歳違いと思っているひとは、おそらく「一昔前」の10年と混同しているのでしょう。
確かに12歳違いよりも10歳違いのほうが数字的には区切りがいいので、その意味でも勘違いしやすいですね。
まとめ
本記事のまとめ
- 「年齢が一回り違う」は、具体的に12歳違いのことを言う。
- この12歳は「十二支(干支)」から来ている。
- 10歳違いは厳密には間違い。