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廃校へ侵入するのはダメ?法律違反になる?

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「肝試しや悪ふざけで、友人と廃校へ侵入する」というのは誰しもいちどは考えたことがあると思います。

漫画や映画でも、廃校へ侵入するシーンはよく描かれるのでなんとなく憧れますよね。

そこで、本記事では廃校へ侵入するのは問題ないのか?それともやめたほうがいいのか情報をまとめましたよ!

 

【結論】廃校へ侵入するのは法律違反になるのでやめましょう!

 

まず結論からいいますと、廃校への侵入は法律違反になるので絶対にやめましょう

どのような犯罪が成立してしまうのかというと、以下のような罪に問われる可能性があります。

 

廃校侵入によって罰せられる罪

  1. 建造物侵入罪…廃校であっても、他人が管理している建物やその敷地に立ち入った場合(鍵がかかっている場合)には、建造物侵入罪が成立
  2. 軽犯罪法違反…鍵がかかっていない場合は建造物侵入罪は成立しないが、人が住んでおらず、管理もしていない建物に立ち入った場合には軽犯罪法違反が成立
  3. 器物損壊罪…廃校に所有者がいる場合(※ほとんどの場合所有者はいます)窓や鍵を壊した場合は器物損壊罪が成立
  4. 建造物損壊罪…開閉できないガラス窓やドアの場合、より重い建造物損壊罪が成立する場合もある

※弁護士ドットコムニュース-「友人と廃校で「肝試し」 フェンスのぼり、ガラス割って侵入…どんな罪になる?」より文章参照・引用

 

上記の通り、廃校へ侵入するというのは思っている以上にリスクがあります。

事実、肝試しのために廃校に無断立ち入りして摘発されるというニュースもたまに見かけます。

後悔したくなければ絶対に廃校への侵入はやめるようにしましょう!

 

許可を取れば廃校へ入ることができる可能性も

 

「なんだ、廃校を味わうなんて所詮ファンタジーの話か…」

とがっかりする方もいるかもしれませんが、落胆するのはまだ早いです。

というのも、法律違反になるのはあくまで許可なく勝手に侵入するからです。

廃校を所有・管理しているところから許可をもらうことができれば廃校に入ることは可能なんですね。

 

廃校は、近くの市役所や役場が管理していることが多いです。

 

 

上記の方のように、許可をもらって廃校で写真撮影をしたという方もいらっしゃるので、

どうしても廃校に入ってみたいという方は、いちど管理しているところに問い合わせてみましょう。

ただ、基本的には廃校に入る許可がおりることはあまりありません

というのも、基本的に廃校になったら建物の維持・管理などはされないので、事故が起こる可能性があるからです。

廃校になってから長い時間が経っているところだと、天井が落ちてきたり床が抜けて大怪我につながる可能性もないとはいえませんよね。

このような事情から、許可がもらえないことも多いということを理解しておきましょう。

 

まとめ

ココがポイント

  • 廃校に侵入するのは法律違反になるので絶対にダメ!
  • 廃校に侵入した場合、建造物侵入罪や軽犯罪法違反、窓や鍵を壊した場合は器物損壊罪や建造物損壊罪が成立する可能性がある。
  • 管理者から許可をもらえれば廃校に入ることが可能。

 

Jun
Jun
余談ですが、人口の減少と少子化によって廃校が全国各地で急増しているそうです。廃校をどう利用するかが行政の大きな課題の1つになっているみたいですね。

 

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