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シミーズとキャミソールとスリップの違いは?シミーズの今の言い方は?

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女性用の肌着の一種である「シミーズ」ですが、スリップやキャミソールとの違いがわからない…という方も多いです。

そこで、本記事ではシミーズとキャミソール、スリップの違いや、シミーズの今の良い方、シミーズは死語なのか、など気になるポイントを記事にしましたよ♪

 

シミーズとキャミソールの違いって?

 

シミーズは肩から吊して着る下着のことで、フランス語のシュミーズから来ています。

主にリネン素材でできており、生地が薄くキャミソールと比べてお尻まで隠れるくらい長いのが特徴ですね。

一方、キャミソールは肩紐が細い下着または服のことで、シミーズと比べると腰のあたりまでしか長さがないのが特徴です。

シミーズとキャミソールの決定的な違いは、シミーズは下着にしかならないですが、キャミソールは下着にも服にもなるという点です。

 

シミーズとスリップの違いは?

 

シミーズにより近いスリップですが、全く同じものというわけではありません。

シミーズとスリップは形状はほぼ一緒なのですが、シミーズが実用的な肌着なのに対しスリップはドレスの滑りを良くするために身に付けるものなので、

ナイロンなどの滑りが良い化学繊維が素材として使われます。シミーズと比べて装飾性が高いのもスリップの特徴ですね。

 

現在ではシミーズは死語!?今の言い方は…?

 

そもそも現在でもシミーズは通じるのかといいますと、残念ながら30代以下の女性はまず知らないと思ったほうがいいです。シミーズと言っても( ゚д゚)ポカーンってされることでしょう…。

40代女性であればギリギリ知ってるひともいるくらいで、50代以上の女性であればシミーズを知ってる方も増えてきます。

大半の人たちには伝わらないことからも、現在ではシミーズは死語に分類されるのではないでしょうか。

 

シミーズの今の言い方はキャミソール

 

「シミーズが死語なら、じゃあシミーズのことを今はなんて言うの?」

と思う方もいるでしょう。

結論からいうと、現在ではシミーズはキャミソールと同じようなものとして認識している方が多いです。

ただ、最初からシミーズ=キャミソールのようなものになったわけではなく、はじめはシミーズに取って代わる形でスリップが出てきました。

実際、シミーズから派生してスリップが誕生しており、シミーズ=スリップの一種という認識を持つ方が多かったんですね。

 

スリップもキャミソールの一種だと認識されるようになった

 

シミーズ=スリップみたいなものと認識する方が多かったのですが、時が経つにつれて今度はスリップを知らない世代も出てきました

現在、30代以下の女性はスリップ自体を知らないひとも多く、スリップの代わりに着ることが増えたのがキャミソールです。

その結果、スリップ=キャミソールみたいなものという認識の方が増え、

現在はスリップ=キャミソールみたいなもの、シミーズ=キャミソール(スリップ)みたいなものというのが一般的になっています。

さきほど説明したように、シミーズもスリップもキャミソールもすべて違うものなのですが、

多くの人はシミーズとスリップをキャミソールの一種、あるいはキャミソールの前時代バージョンと思っているみたいですね。

 

まとめ

 

シミーズとスリップとキャミソールは厳密にはすべて違うものですが、現在ではシミーズもスリップもキャミソールの一種として認識している方が多いです。

シミーズは主に50代以上の女性に通じる言葉で、死語に近いかも?

また、シミーズから派生して誕生したスリップですが、現在ではスリップという言葉は若年層の女性には通じないことも増えてきたみたいですね。

今風の言い方だと、スリップはキャミソールやベビードールになります。

お尻まで隠れるくらい長いキャミソールはロングキャミソールとも言いますね。ロングキャミソールはスリップとほぼ同じものと思っていいでしょう。

 

Jun
Jun
この人古い!と思われたくない方は、シミーズやスリップではなく、(ロング)キャミソールやベビードールと言うのがおすすめですよ。

 

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