本を読んだ後に感じる感情や感想のことを「読後感」といいます。「読後感が良い」はよく使われる言葉ですね。
ですが、面白いことに、映画を観た後の感覚や感情を表す言葉って思いつきませんよね。
「読後感」に当たる言葉がないのか、気になったので調べてみましたよ。
「読後感」に当たる言葉は存在しない
自分が今まで観た事ある朗読劇の中でも題材がかなり湿度高めで生々しくて、そんなお話を生のお芝居で初体験できたのがかなり貴重だったしとてもハイカロリーだった、、濃密な時間が積み重なっていって読後感ならぬ観後感の充実さが半端じゃない
— メメ (@mememe_8910) January 28, 2023
まず結論からいうと、「読後感」に相当するような、映像作品を観終わった状態を指す言葉は存在しません。
そのため、
- 「観終わった感想」
- 「鑑賞後の気持ち」
- 「鑑賞後の余韻」
上記のような言い方をするしかないですね。
「それだと納得できない!😡」という方は、
「観後感」や「鑑賞後感」という言葉を使うのはアリかもしれません。
「観後感」や「鑑賞後感」はもちろん造語なので、論文やビジネスの場で使うのはやめたほうがいいですが、Twitterとかを見ると、使っている方は実はけっこういることがわかります。

Jun
「読後感」という言葉があるなら「観後感」もあっていいと思いますけどねー。観後感。かんごかん。わりとしっくりきます。
まとめ
本記事のまとめ
- 「読後感」に相当するような、映像作品を観終わった状態を指す言葉は存在しない。
- 「観後感」という造語を使っているひとは一定数いる。