自社の商品やサービスを購入、あるいは購入したいと考えているひとのことを「顧客」といいます。
また、自社の商品を何度も購入・サービスを利用してくれるお客様、つまりお得意客のことを指して顧客と使う方も多いです。
そんな「顧客」ですが、なかには「顧客様」という用語を使う方が一定数います。この「顧客様」という表現は言葉として正しいのでしょうか?
気になったので調べてみました!
「顧客」は内部で使う用語
結論からいうと「顧客」は会社内で使われる用語です。
「顧客」は社内用語なので、お客様に対する呼びかけとして「顧客様」を使うのは間違いなんですね。
また、そもそもですが「顧客」に様をつけるのも日本語としては本来正しくないようです。
なぜなら「顧客」という言葉自体に「お客様」という意味があるので、「顧客」に様をつけると「お客様様」と不自然な表現になってしまうからです。
クライアントやユーザーに様をつけるのが本来は間違いなのと同じですね。
ただ、クライアント様やユーザー様という言葉がまかり通っているように、顧客様という言葉も社内で普通に使われています。
日本語としては本来正しくなくても、特に問題が生じていないのであればあまり気にしなくてもいいかも?
まとめ
本記事のまとめ
- 「顧客」は社内用語なので、お客様に対する呼びかけとして「顧客様」を使うのは間違い。
- 「顧客」に様をつけるのは日本語としては正しくないが、注意されないのであれば社内で「顧客様」を使ってもいいかも?