「わたし気にしいだから…」と友人や知人から言われて、え?気にしいってどういう意味?と思ったことがある方もいるかもしれませんね。
そのような方のために当記事では気にしいはどこの方言なのか、どんな意味があるのか詳しく解説していますよ!
「気にしい」は大阪弁(関西弁)!
「気にしい」が大阪弁話者以外の日常会話で頻繁に用いられるようになったのはここ数年な気がする。「卑しい」や「勇ましい」みたく形容詞の語感に似ているから標準語話者にも馴染みやすかったのかもしれない。
— aloe (@xawihy) August 19, 2022
まず結論からいうと、気にしいは関西の方言です。主に大阪で用いられるので、大阪弁といってもいいかもしれません。
「いい加減にしいや~」や「ええかっこしい」など、関西の方は「~しい」という言葉を多用します。気にしいもそのひとつですね。
最近では関西圏以外のひとも「気にしい」を使うことがあるため、割と全国的に認知されている言葉かもしれません。
「気にしい」は気にしすぎてしまうひとという意味
あれ…関西弁かな…若者言葉かな…
気にしい…
意味わからんよ…— なすの (@E5_Nasuno) April 15, 2023
気にしいは、人間関係や物事に対して細かく気にしすぎてしまう人や性格のことを意味します。
なんとなく察する方も多いと思いますが、この「気にしい」は誉め言葉として使うことは少なく、基本的には悪い意味で用いられます。
「あんた気にしいやな~」と言われた場合、「なんでそんな細かいことクヨクヨ気にするの?」という意味が含まれます。
「わたし気にしいだから」という発言も、「ほんとうはこんな自分の性格は嫌なんだけど、どうしても細かいことが気になってしまう」という意味があるので、やはりネガティブな文脈で用いられますね。
まとめ
本記事のまとめ
- 「気にしい」は関西で使われる方言
- 「気にしい」は人間関係や物事に対して細かく気にしすぎてしまう人や性格のことを意味する
- 「気にしい」は基本的に悪い意味で用いられる
