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「忙しい」と「急がしい」の違いは?

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「忙しい」と「急がしい」はどちらも「いそがしい」ですが、いったいどのような違いがあるのでしょうか。

よくわからない…という方のために当記事では「忙しい」と「急がしい」の違いについて詳しく解説していますよ。

 

「急がしい」という言葉は間違い!辞書にも存在しない

 

結論からいうと、「いそがしい」は「忙しい」という言葉が正しいです。

「急がしい」という言葉は一見すると合っていそうですが間違いなんですね。辞書にも「急がしい」という言葉は載っていません。

そもそも「いそがしい」とは、心を亡くすほどいそがしくて余裕がなくなるという意味なので、

心(りっしんべん)+亡くなる=「忙」という漢字を使って「忙しい」と表現するんですね。

 

「いそぐ」は「急ぐ」が正しい。「忙ぐ」という言葉は存在しない

 

「いそがしい」は「忙しい」が正しいですが、「いそぐ」は「急ぐ」が正解です。「忙ぐ」という言葉は存在しません。

「急ぐ」はものごとをいそいでやろうという意味があります。

「急ぐ」は単純に時間をいそいでいるという意味なので、することが多すぎて休む暇もないを表す「忙しい」とは根本的に意味が違うんですね。

 

「忙」と「急」の例文

  • 仕事が忙しくて休みが取れない。
  • 遅刻しそうなので急いで走る。
  • ケガすると危険だから急がなくてもいいよ。
  • 子育てがとても忙しいからストレスを感じる。

 

まとめ

本記事のまとめ

  • 「いそがしい」は「忙しい」という言葉が正しい。「急がしい」という言葉は間違い。
  • 「忙しい」は心を亡くすという意味からできた漢字。

 

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