「おめでとう」「おめでとうございます」はめでたいことがあったときに使われる常套句です。
そんな「おめでとう」ですが、漢字で書いたらどうやって書くのかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事ではおめでとうは漢字でどう書くのか、詳しく解説していますよ!
おめでとうの正式な漢字は存在しない
お早う御座います。5時起きどす。
「おめでとう」を漢字で書くと「御目出度う」となることを友達に教えられた去年その頃。— モリミン族 (@moriminzoku_drm) August 14, 2021
まず結論をいうと、おめでとうの正式な漢字は存在しないんです。
元々、おめでとうという言葉は「愛ず(めず),愛でる(めでる)」という言葉が語源になっています。
「愛でる」は「ほめる・かわいがる・大切にする」という意味になります。
この「愛ず(めず),愛でる(めでる)」が変化して、めでたい、めでとう、おめでとうとなったんですね。
おめでとうを漢字で書く場合は当て字になる
おめでとうは
「御目出度う」
「お目出度う」
「御芽出度う」
「お芽出度う」漢字で書く機会がなくなり
気づかなかった言葉の意味日本は古くから稲作文化があり
芽がでることは
命の始まり、誕生そのもの
大変喜ばしいこと。— 塩崎明子@家系図・先祖調査で家族を繋ぐ (@missy25himawari) September 21, 2023
おめでとうの正式な漢字は存在しないので漢字では表記しないのが普通ですが、当て字で表現することは可能です。
おめでとうの当て字でよく使われるものは以下の通りです。
「御目出度う」
「お目出度う」
「御芽出度う」
「お芽出度う」
「御愛でとう」
語源から言うと「御愛でとう」が最も正式?ですが、「御目出とう」や「「御芽出度う」もただ漢字を当てただけではなく、
縁起の良い字を組み合わせてできているので昔から使われている当て字です。
どれも当て字なのでどれが正しいというのはありません。なので、もしおめでとうを漢字で書きたい場合は上記のなかから使いたい当て字を選ぶといいですよ。
まとめ
ココがポイント
- おめでとうの正式な漢字は存在しない。
- 「御目出度う」など、おめでとうを当て字で書くことは可能。