「さえない色」や「地味で目立たない様子」を意味する「くすむ」という言葉。
この「くすむ」ですが、ひらがなで書かれていることがほとんどで、漢字で書かれているのを見ることってないですよね。
そこで、当記事では「くすむ」に漢字はあるのか、詳しく解説していますよ。
「くすむ」の漢字表記は存在しない
今知ったんだけど「くすむ」って漢字ないんだね
いかにも難しそうな漢字でありそうなのに— Spark621 (@Spark621x) March 15, 2023
まず結論からいうと、「くすむ」には漢字が存在しません。
辞書を見てもわかりますが、ほとんどの辞書では「くすむ」はひらがなで表記されており漢字では書かれていません。
あえて漢字で書くなら「燻む」
っていうツイートをして知ったんですけど
「(色が)くすむ」って言葉には漢字表記が存在しないんですね……
稀に「燻」を当て字として使うこともあるようですが本来の用法ではないようです— 眠り狐(柴井) (@fox_sleepy) January 26, 2021
「くすむ」の漢字表記はありませんが、「くすむ」を「燻む」と表記している一部の辞書もあるみたいです。
ただこの用法は当て字と同じようなもので、公式には使われることはありません。
なので、どうしても漢字で書きたい方は「燻む」を使うといいですが、基本的にはひらがなで「くすむ」と書くほうがいいですよ。
まとめ
本記事のまとめ
- 「くすむ」の漢字表記は存在しない
- 「燻む」という漢字を使えるが正式な使い方ではなく当て字に近い