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「つんつるてん」は方言?関西弁?どんな意味?

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「つんつるてん」。可愛らしくておかしい響きの言葉ですよね。

いったいこの「つんつるてん」にはどんな意味があるのか、方言なのか共通語なのか、気になる方のために解説していますよ。

 

「つんつるてん」の意味は?

 

広辞苑によると、つんつるてんには大きく以下の二通りの意味があります。

 

  1. 着物の丈が短くて脚のあらわれているさま。「―のズボン」
  2. 頭が完全にはげているさま。

 

「つんつるてんのズボン」「袖も裾もつんつるてん」など、1の意味で使うことが多いです。

坊主頭の人や薄毛の頭を指してつんつるてんと言うこともあります。

また、地域によっては一文無しをさしてつんつるてんということもあるみたいです。

 

Jun
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つんつるてんの語源は、丈が短いズボンは正しい寸法よりも上にあがることから、 寸法が天に釣りあがる⇒寸釣天(つんつるてん)になったというのが有力な説みたいですよ。

 

「つんつるてん」は共通語?方言?

 

結論からいうと、「つんつるてん」は関西弁といった方言ではなく共通語である可能性が高いです。

その証拠に「つんつるてん」という言葉は全国各地で使われてますし、辞書にも載っています。

 

まとめ

 

「つんつるてん」は衣服の丈が短いことを意味します。

方言ではなく全国各地で使われているため、標準語である可能性が高いですよ。

ただ、「つんつるてん」は若い方には通じないことも多く、死語になりつつある言葉といえるでしょう。

 

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