「プー太郎/プータロー」っていったいどんな意味があるのでしょうか。
当記事では、プー太郎の語源やニートとの違いについてなど詳しく調べましたよ!
プー太郎の語源は?
プー太郎の語源を調べたら、風来坊とほぼおなじで、もともとは横浜の日雇いの港湾労働者、沖仲士を指してたらしく、全然今の指すプーじゃなくてわらえん
— ちるぱうだ (@chillpomder) September 9, 2023
プー太郎の語源は「風来坊」から来ているらしいです。
プー太郎を漢字にすると「風太郎」となりますが、この風は「風来坊」の風から来ています。
風来坊は身元がよくわからず、一つ所にとどまらない人、定住しない人、どこからともなくやってくる人といった意味があります。

プー太郎の意味は?ニートとの違いはあるの?
最近イラッとする言葉
「おうち時間」🤣🤣これが当てはまるのってプー太郎(ニート)ぐらいなもんでしょ
— ヤンジロウ (@yanjirotaro) May 28, 2022
プー太郎は「仕事に就ける年齢にもかかわらず無職でいる人」を指して使います。
一見するとニートとほとんど同じ意味に思われますが、実はけっこう違います。
そもそもニートとは「家事・通学・就業をせず、職業訓練も受けていない15~34歳までの人」と厚生労働省で定義しています。
教育を受けておらず、かつ15歳から34歳までという年齢制限があるニートに対して、
プー太郎は就労可能な年齢なのに働いていないひとのことを指すので、実は全然違うんですね。
また、ニートは働く意欲さえ無い人のこといいますが、プー太郎は一時的に無職なだけで働く気はあり、その気になればちゃんと働くひとを指します。
一時的に働く気がなくて働かない、あるいは就労の意思はあるが就労できないという意味のプー太郎と、働かないばかりか働こうともしないニートは似ているようでけっこう違います。
プー太郎は死語なの?
今日20歳くらいの大学生と話す機会あって、仕事をしてない人って意味で「プー太郎」っていう単語使ったら理解されなかったんだが
プー太郎って死語なの…?— みぅこ (@okuimiuko) September 28, 2022
プー太郎という言葉は現在死語になりつつあります。
プー太郎が使われなくなる原因には、「ニート」や「フリーター」などプー太郎に取って代わる言葉が出てきたことが大きいみたいですね。
ニートの本来の意味は働く意欲すらない人ですが、
現在では「働きたくても働くことができない人」もニートに含めることが多く、意味的にはプー太郎≒ニートになりつつあります。
今はまだプー太郎という言葉を使うひとも存在しますが、完全な死語になる日は近いかもしれませんね。