豚肉(ポーク)や牛肉(ビーフ)、羊肉(ラム・マトン)は多くの方が知っていますが、ヤギ肉は何と言うのかわからない…という方も多いかと思います。
そこで当記事ではヤギ肉の別名・呼び方を詳しく解説していますよ。
ヤギ肉は国によって呼ばれ方が違う!?
ヤギ肉でした。
It was goat meat. pic.twitter.com/GMU36hb0X0
— 名城大学 FS研 畜産 (Lab. Animal Science, Meijo Univ.) (@Meijo_FS_Animal) June 3, 2022
まず結論からいうと、ヤギ肉は豚肉(ポーク)や牛肉(ビーフ)のように独自の名前がありません。
そのため国や地域によって呼び方が以下のように異なります。
ヤギ肉の呼び方
- アメリカなどの英語圏…goat(ヤギ肉) / kid(若いヤギ肉)
- フランスや料理界・流通業者などの一部の業界…chevon(成獣のヤギ肉)
- スペイン語圏…cabrito(乳を与えられた若いヤギ肉)
- イタリア語圏…capretto(乳を与えられた若いヤギ肉)
南アジアやカリブ海ではマトンは羊肉を指すことが多い
インドのココイチ。マトンキーマカレーは羊肉ではなくヤギ肉なのですよー!
※南アジア地域でマトンと言えばヤギ肉のことを指す場合がほとんどです。 pic.twitter.com/MqWisYMAN8— スパイシー丸山 (新アカウント) (@spicy_maruyama) October 13, 2022
ちなみに、イギリスやアメリカ、オーストラリアといった英語圏では「マトン(mutton)」は成獣の羊肉を指しますが、
インド、パキスタン、ネパール、スリランカ、バングラデシュなどの南アジアやカリブ海では「マトン(mutton)」はヤギ肉を指すことが多いです。
まとめ
ヤギ肉は他の肉のように一般的な名前が存在しないので、国や地域によってさまざまな呼び方・別名があります。
「結局のところ羊肉はなんて呼べばいいの?」と悩む方は、とりあえずは英語圏で一般的に用いられている"goat"を使うのがベターですよ。